ワキガと多汗症との違い
夏場近くになると、ワキに汗をかいて、
なんかニオイが気になって、私はひょっとしてワキガなのかな？
と気になっているあなた!
ここで、ワキガと多汗症を比較してみましょう。
よく多量に汗をかかれる方で、自分はワキガではないか？
と気にされる方がいらっしゃいますが、まずは多汗症ではないか？
と疑ってみた方が良いかと思います。
ワキガの人とは根本的に汗が出る場所が違います。
一般に汗は、毛穴と周囲に存在している汗腺で、
汗の９５％を占めるエクリン汗腺から出ますが、
ニオイがある汗は、毛穴とつながる形で存在するアポクリン汗腺から出ます。
しかし、多汗症の方が多量に汗をかき、
エクリン汗腺からの発汗量が大幅に増えると、
どうしてもアポクリン汗腺からの量も増えてしまうため、
これがニオイの元になってしまうことがあります。
特に、多汗症の症状がワキに出た場合、ワキガだと疑ってしまいがちです。
多汗症の原因としては、極度の緊張や不安、ストレス、また肥満も
大きな理由となっているようです。
なるべくリラックスを心掛け、汗をかいたらこまめに拭いたり、
また、市販の制汗剤を利用するなど、ニオイの原因を多少なりとも軽減させる
ことが大事ではないかと思います。
しかしながら、ワキガの方はなかなかそれでは対応しきれません。
ニオイの元、アポクリン汗腺が発達してるんですもの！
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